今、感じること

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「いじる」と「いじめる」

この問題は本当に難しい。

される側とする側で意識の持ち方が全く正反対だからだ。

例えば社長が社員に対して毎日のように「お前は首だ」と言う。社長は冗談と本音を交えて「頑張って欲しい」と言う気持ちを込めていじっているつもりでも、当事者からすれば毎日が首の皮一枚で繋がっている極限状態が続いているストレスに悩まされるのです。

これは、会社で言うところの絶対的優位性が顕著に露呈しているパターン。

別の視点で見れば、「社長とふざけあいながらも、そんな事が気軽に言い合える仲」と言う特別な存在?と周りからは見えている事実。

しかし、ここには見え辛い問題も多くかかえており、精神面では当然「一社員」である雇われ側の方が機が機ではないでしょう。

本来であれば社長である経営者としては、社員を「いじる」ということが周囲の社員へ与える影響を考えて、一言一言に対して慎重に発言すべきであるが、トップに立つがゆえ意識の欠如が生じてしまう場合もあるのでしょう。

しかし、社長と言えば社内においてはインフルエンサー的な存在でもあるため、その一言が強烈な印象を周囲の社員に与えることもある。そのため、その社員に対しては今後大きな傷痕を残す可能性もあると認識すべきでもあります。

影響力のある人の一言は、周りの人間にも影響することから、実際に会ったことのない人にまで影響し、初対面なのに最初から見下しての対面となります。

逆に言えば、そんなに普段からバカにされている社員から仕事上で指摘や注意を受けた場合、「なんでこんな出来ないやつに」と思うだろうが、一方の意見を鵜呑みにし過ぎて甘く見ていると足元をすくわれる事態になるとも言えます。

社長の言う「出来ないやつ」と、社員間の「出来ないやつ」は全くの別物なのです。

「社長が言うからそうなんだ!」と、そのままのイメージで相手のキャラを決め込むのではなく、まずはじっくりと相手の人間性や真実を自分の肌でもって、先入観無しに観察してみることも重要なのではないかと思います。

あなたも大人になった今、「いじめ」に加担していませんか?

「いじる」との定義は様々かもしれませんが、会社の色に染まってないとか「変わってる」と言うだけで、本当に優秀な社員の活用法を間違っている可能性もあると早急に認識しましょう。

時は令和です。

古い考えや思考、洗脳、風習はすべて捨てましょう。

新しい時代わ築くうえで古い考え方や習慣は生産性を著しく低下させ、イノベーションの邪魔にしかなりせん。

このブログを読んでいる方はそんな問題に気がついている人です。

「自分1人が声を挙げても変わらない」と思っている人こそ、まずは行動に起こして新しい未来を創造してみようではないでしょうか。